2008年05月17日
『肥満人口の増加、地球温暖化に寄与=英研究』〜ロイター
【感想】
こういうことを研究している人がいるのだなあと思いました。言っていることは理にかなっていますが、さまざまな論議を呼びそうな感じがします。この考えが大勢を占めるようになれば「肥満は地球温暖化の敵」「環境負荷を減らすためにダイエット」というフレーズが登場するかもしれません。
フードマイレージの計算をする際も、食材の重量によって数値が違ってきます。軽ければ軽いほど環境負荷が小さいです。車なども積載重量が少ないほど、燃費がよくなります。「とは言うものの」です。「炭素=悪」と言っているうちはいいですが、「肥満=悪」という論調になったら困る人もたくさん出てくるかもしれません。
極端な例を出せば、日本の大相撲は海外に巡業に行くことがあります。これまでは「日本の国技」として海外でも歓迎を受けています。もし仮に、環境至上主義の考え方で「航空機の移動はCO2を多く排出するし、お相撲さんはたくさん食べるから食料不足の原因にもつながっている。地球温暖化防止のため海外巡業は止めるべき」という風な論調があったら、果たして通用するでしょうか?
私は「通用しない」と思います。なんでも「エコ」の論理を通そうというのは無理。もちろん、オフセットする方法などもあるでしょう。なんでも一つの公式にあてはめて「○」「×」と決め付けるのは良くないと思います。
世界全体が環境優先社会に移行しつつありますが、極端な考え方や行動には否定的です。何事もバランスが大事。学術論争の「○」「×」が実社会で即通用するわけでもない。偏見も良くないでしょう。
いずれ、「衣」「食」「住」のすべてにおいてライフスタイルを見直して、よりエコロジックに、よりスリムに暮らしていく努力はすべきなのかな?と思います。
【環境ニュースチェック・ブックマーク】









