2008年05月10日
『「環境に悪い」材料の「復権」に思う』〜BPnet Tech on!
【感想】
これまで「塩ビ=悪者」という風なことがマスコミで騒がれ、常識だと思われていましたが、一般の焼却炉などで燃やすこともなくなり、むしろ、製造過程の環境負荷の少ない素材ということで見直す傾向があるようです。
一概に「環境負荷」といっても、定量評価をすることは難しく、塩ビのように、ダイオキシン問題や環境ホルモン問題など、環境に負荷をかける可能性がある要素が多いから「悪」と判断するのは適当ではないということのようです。「科学的知見は絶対的なものではなく、変化するものだ」と述べています。
同様に、地球温暖化問題も、CO2が原因と思われているが、環境問題は「複雑系」と呼ばれる分野、すなわち、複数の要素が複雑に絡み合っているため、「要素還元」が難しい。必ずしもCO2のせいだけとは言えない部分もある。ゆえに「絶対視できるものではない」と述べています。
もしかすると、CO2削減、カーボンニュートラルの考え方があまり効果がない可能性も、少ないながらあるかもしれないということでしょう。科学者が唱えることを「絶対」ととらえず、多少疑う部分も必要だということのようです。
ネットの普及で、先進の考え方をダイレクトにキャッチできるようになっています。学術の世界で唱えられていることを、自分自身で咀嚼して、いかに普段の生活に取り入れていくか。
難しく考えるというキリがありませんが、科学の世界がどういう風なトレンドになっていたとしても、省エネルギー、省資源の行動を取ることは間違いではないようです。情報に触れれば触れるほど、断定的な言葉は使えないという感じがします。
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