2008年08月25日
『北極圏:凍土に大量炭素 溶解で温暖化懸念…米大の分析』〜毎日jp
【感想】
北極圏の凍土に関して、従来までは「深さ40センチ」まで掘って、温暖化の影響を分析していましたが、今回は、アメリカ、カナダの139箇所で、「深さ1メートル」まで掘って分析したそうです。既存の調査、分析で想定していたよりも炭素が多く存在しており、地球温暖化で凍土が溶ければ、ますます「温暖化を加速させる原因物質が大気中に放出される」事態になるということです。
イメージ的には、北極圏の凍土の氷は「炭酸水を凍らせたもの」で、溶ければ「シュワー」と炭素が放出される感じでしょうか。マズイ状況のように思います。今まで自然のチカラで「炭素固定」されていたものが放出されてしまえば、先進国をはじめとする各国が先進の環境技術を駆使して「CO2固定」に励んでも、プラスマイナスで相殺されてしまいます。いつまで経っても一向に地球の温度が下がらないということにもなりかねません。
研究グループは「北極圏の気候変動に深刻な影響を与える」と監視を呼びかけているそうです。北極の温暖化と氷の溶解は時間の問題、そこに棲む生物の存続の危機が現実に起こってしまうのも。。。ということでしょうか。
人間は、「やればできる」「努力すれば報われる」と自分自身にハッパをかけて行動を起こすと思います。つい最近のオリンピックで活躍するアスリートも然り。「やる気」が発展成長の原動力だと思います。しかしながら、こと温暖化防止に関しては「やっても本当に効果があるのだろうか」「努力しても自然の変化に太刀打ちできないのではないか」という懸念が付きまといます。もしかすると「無駄な努力」になるかもしれません。
「持続可能=サステナビリティ」が人類史上最大のハードルになるかもしれません。大袈裟かもしれませんが、想像している以上に難しい課題のような気がしてきました。
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