2008年08月17日
『融雪装置 暑さもとかす 打ち水実験 4度下げる』〜中日新聞
ヒートアイランド現象の緩和策として、国土交通省金沢河川国道事務所は、夏場利用しない消融雪装置を活用した打ち水実験を初めて行った。効果や地元商店街の反応など聞き、検証していくことにしている。
【感想】
豪雪地帯の繁華街の道路に、融雪用のスプリンクラーが埋め込まれているケースがよくあります。これを夏場にも有効利用しようという試みが北陸地方を中心に進んでいます。冬場にたくさん雪が降る地域でも、夏場に30度以上の「真夏日」になることはザラです。北海道、東北、北陸地方限定の取り組みになるかもしれませんが、有効だと思います。
道路の融雪や消雪に関しては、ロードヒーティング設備やスプリンクラーがあります。厳しい冬の寒さに適応するための知恵の結晶ですが、これからは、各地域ごとに、厳しい夏の暑さに適応するための装置を考えなければなりません。「ロードクーリング」「ルーフクーリング(クールルーフ)」の発想が必要になってくると思います。遮熱舗装などを関連して、新技術が開発されることが期待されます。
ゆかたを着た女性が打ち水をして「風流だ」「ヒートアイランド対策だ」というのもいいと思いますが、人件費をかけて「水撒き」をするくらいなら、機械にやらせるほうが「省コスト」「高効率」だと思います。東京などの都市部に、融雪用のスプリンクラーを設置して「打ち水」をするのも一つの方法かもしれません。イニシャルコストは多少かかりますが、ヒートアイランド対策、住民の健康対策として効果を発揮すると思います。
「CO2削減」のほかにも温暖化対策としてやるべきことが沢山あるような気がします。各地域の風土や慣習の中にもヒントがあるかもしれません。アタマを柔らかくして、取り組むことが求められてくると思います。
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