2008年04月05日
『英 「渋滞税」にポルシェ反発』〜NHKオンライン
NHKニュースの映像紹介より。イギリス・ロンドン中心地域に乗り入れる車から徴収する「渋滞税」に関して、CO2排出量の多い車種について、今年10月より従来の3倍の税金を課す方針が示された。これに対し、ドイツのスポーツカーメーカー・ポルシェが反対、ロンドンの高等法院に訴えを起こした、という内容。
【感想】
有名自動車メーカーが「環境政策の是非」について裁判を起こしました。このことよって論議が高まりそうだというニュース。ロンドン市内は大気汚染問題が深刻化しており、今年の2月からは「低排出ゾーン」へのCO2排出量が多いトラックの進入を禁止する施策も行っています。
「環境」「経済」「社会」のトリプルボトムラインのバランスを考えるというのが、ここ最近の環境問題を考える上では不可欠な状況です。「環境」に比重を置きすぎると、「経済」のほうからクレームが起きる。今回のポルシェの訴えは、ある意味「バランスを保とう」という、「より戻しの動き」と捉えることができそうです。
たしかに、ロンドンの渋滞税は「厳しすぎるのでは?」という面もあります。しかし、健康に関わるレベルまで大気汚染が悪化しているようですし、やむを得ないのかなあと思います。
これに対し、ポルシェは反対の署名運動をホームページ上で展開。TVのインタビューでは「ロンドン市内の自動車のCO2排出量は、ヒースロー空港のCO2排出量に比べても少ないもの。不当な増税だ!」と述べています。
今回のポルシェの訴えに対しどういった判決が下されるでしょうか。「環境」と「経済」がぶつかった場合、最終的な判断を下すのは司法ということに。今後、こういった裁判や論争は増えていくのかな〜と思います。動向に注目していこうと思います。
【環境ニュースチェック・ブックマーク】







